住む街として魅力を高めている大阪の現状

大阪は、くいだおれの街として日本国内はもちろん海外からも注目を浴びています。道頓堀にはさまざまなジャンルの飲食店が所狭しと軒を並べ、テレビなどでも食べ歩く人たちの賑やかな様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

また、大阪には大阪城や通天閣などのたくさんの観光スポットがあり、全国から観光に訪れる人が後を絶ちません。大阪には、食べてよし・見てよし・遊んでよしのスポットがたくさんあるので、全国でも指折りの観光地として認識している人が多くいます。

一方で、大阪の人口は2000年頃から増加傾向にあり、2014年を過ぎると全国の政令指定都市の中で1・2位を争うほど転入者が増えています。遊びに行く場所と考えている人が多い一方で、大阪に何らかの理由で住まいを移す人が増えているのです。その原因には何があるでしょうか。

まず、第一に考えられるのが、交通の利便性の良さです。大阪には、JRをはじめ大阪メトロ・阪急鉄道など多くの路線が乗り入れ、市営バスも街中をほとんど網羅しているのでどこへ行くにも大変便利です。また、駅周辺や幹線道路沿いには大型の商業施設が立ち並び、ショッピングにも困ることもありません。移住者の多くは若い世代ですが、職場に近く生活便利施設が豊富に揃った場所に住みたいと考えるのも納得できるでしょう。

さらに、このような現状をいち早くキャッチし、建設業界ではマンションの建設も盛んに行われています。大阪は、観光地としてだけでなく、住む場所としても魅力を高めています。